
〔経歴〕
平成7年 | 京都大学理学部卒業・大学院理学研究科(動物学教室免疫)に進学。 しかし、当時クローズアップされた薬害エイズ事件を契機に、製薬会社への就職という既定路線をたどることに疑問を感じ、平成9年に中退 |
平成10年 | 京都市役所に勤務(~平成17年) 介護保険課など福祉関連の部署へ配属される |
平成17年 | 市役所を退職して司法書士事務所を開設。同年、司法試験に合格 |
平成19年 | 弁護士登録 札幌・苫小牧にて勤務弁護士 |
平成23年 | 小樽法律事務所を開設・現在に至る |
ご覧のとおり、理系研究室 → 市役所 → 司法書士 → 弁護士
と、縦社会を横にまたいで参りました。
異なった分野への転職には、たしかに「いちからやり直し」という側面がありましたが、
振り返ってみると、実は、いずれも「人」にかかわる仕事という点で相互補完の関係にあったように感じます。
研究室でなければできない免疫の研究、
市役所でなければ提供できない無償の福祉サービス、
司法書士の専門分野たる登記業務・それにまつわる各種の相談事業、
弁護士の専門分野たる裁判業務、
いずれも、「人」の生活に影響を及ぼす営みであって、
仮に過ちが生じれば、ときに重大な結果を招くという点では同じです。
このような自分自身の経験から、
いわゆる社会正義の実現は、社会のひと握りの人間のみが担うのではなく、
我われ一人ひとりがそれぞれの現場で達成していかなければならないものと確信します。
ただ、様々な事情の下、それぞれの現場で、
「なすべきこと」をなすことができず、
あるいは
「してはならないこと」を強いられる
そのような難しい立場におかれることがあります。
このような進退きわまった時にどうすればよいのかー。
私は、そのようなときのために弁護士がいるのだと思っています。
難しい局面であればあるほど、法的な正しいアドバイスが必要です。
まずは、ご相談ください。